葛西臨海公園の野鳥たちと開催中のイベントをご紹介!

今回は、私が何度か足を運んだ探鳥地、葛西臨海公園で実際に見ることができた野鳥たちをご紹介します!

葛西臨海公園は、JR京葉線の葛西臨海公園駅から徒歩1分の場所に位置する公園です。


園内には池やヨシ原の広がるエリア、海岸など多様なエリアがあり様々な鳥たちを見ることができます。
たとえば園内東に位置する上の池では、今の時期はカモ類が多く見られます。

ハシビロガモ 2024年3月撮影
コガモ 2024年4月撮影

また、私は見たことがないのですが、上の池では絶滅危惧種のヒクイナが見られることがあるようです。
現在葛西臨海公園では現在、このヒクイナをメインにした企画展を開催していて、来園者から提供された1249枚のヒクイナの写真が展示されています!
私にとっては憧れの鳥ですが、いつの日か見てみたいものです。

ヒクイナ企画展について詳細はこちら

ヒクイナを撮影したセンサーカメラの動画や観察日記、標本などが見られます。
1,249枚のヒクイナの写真!

園の南側に広がっているのは、葛西海浜公園。
こちらは都内で初めてラムサール条約湿地に登録された公園です。
ラムサール条約は正式には「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といい、湿地の生態系や地域の人々の生活を守るための条約です。

実際にこちらの海浜公園には様々な水鳥がやって来ていて、時期によっては絶滅危惧種のクロツラヘラサギも見られます。

クロツラヘラサギ 2024年4月撮影
スズガモ 2024年3月撮影
ミヤコドリ 2024年4月撮影
カンムリカイツブリ 2024年4月


葛西臨海公園の見どころは野外の鳥だけではありません。
上の池と下の池の間に位置する鳥類園ウォッチングセンターの中には、鳥たちのはく製や展示資料がたくさん!
普段はなかなか見ることのできない鳥の巣の標本の展示などもありました!
こどもたちも楽しめるような工夫がされていて、幅広い年代のバードウォッチャーにとって勉強の場になることでしょう。

鳥類園ウォッチングセンター外観
様々な鳥の巣の標本が展示されています。
カンムリカイツブリの羽の標本、触るとふわふわ♪
鳥のくちばしと足を組み合わせるパズル。オオタカにカモのパーツを合わせてみました笑

前述したヒクイナ企画展もこちらのセンターで開催されています。
また、現在「鳥類園みんなの写真展」というのも開催されていて、来園者から提供された、園内で撮影された鳥たちの写真が展示されています。
この公園には本当に様々な鳥が生息しているんだと改めて思い知りました。
公園に足を運んだ際はぜひ見に行ってみてください!
ヒクイナ企画展、鳥類園みんなの写真展はどちらも3/31(月)までの開催です!

鳥類園みんなの写真展について詳細はこちら

鳥類園ウォッチングセンター1Fで開催中!

野鳥撮影も展示も楽しめる葛西臨海公園。
お隣には某テーマパークがありますが、愛鳥家たちにとっては葛西臨海公園こそがテーマパークかもしれませんね。

葛西臨海公園鳥類園のスタッフさんによるブログはこちら
東京都公園協会の葛西臨海公園ページはこちら

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