尾瀬で涼しくバードウォッチング ~前編~ 尾瀬ヶ原の絶景と湿原の野鳥たち 

皆さんは夏を楽しんでいますでしょうか。
バードウォッチャーの中には、野鳥が見つけづらいと言われる夏に苦手意識を持っている方もいるかもしれません。
また、最近の猛暑の中で、フィールドで野鳥を探すのは熱中症のリスクもありなかなか難しい場合もあります。

そんなときは高原の避暑地でのバードウォッチングがおすすめです!
今回は夏でも涼しい尾瀬ヶ原と、そこで出会った低地ではあまり出会えない鳥たちとの出会いについて紹介します♪

尾瀬ヶ原とは

尾瀬ヶ原(おぜがはら)は、群馬県・福島県・新潟県の県境に広がる、日本最大級の高層湿原です。
標高約1,400mに位置しているため、夏でも比較的涼しく、避暑地としても人気があります。

広大な湿原には木道が整備されており、一面に広がる草原や池塘(ちとう)、雄大な燧ヶ岳や至仏山を眺めながら、ゆったりと散策を楽しめます。季節ごとに表情を変える景色は美しく、春のミズバショウや夏のニッコウキスゲ、秋の草紅葉など、訪れるたびに違った魅力を感じられるのも尾瀬ヶ原ならではです。

豊かな自然に囲まれた木道を歩きながら、美しい景色とのんびりとした時間を満喫できる、日本を代表する湿原です。

おいしい空気と涼しい風、気持ちのいい場所です♪

尾瀬ヶ原へのアクセス

尾瀬ヶ原の玄関口である鳩待峠周辺は、自然保護のためマイカー規制が実施されています。
そのため、車で訪れる場合のおすすめは、戸倉地区の尾瀬第一駐車場に車を停め、乗合バスまたは乗合タクシーに乗り換えて鳩待峠へ向かう方法です。

尾瀬第一駐車場から鳩待峠までは約20分、バスの料金は片道1,300円(大人)です。
鳩待峠に到着したら、木道を約1時間歩くと尾瀬ヶ原の入口「山ノ鼻」に到着します。
山ノ鼻からは広大な湿原が広がり、尾瀬らしい絶景を楽しみながら散策を始められます。

なお、帰りの最終バスを逃すと駐車場へ戻れなくなるため、下山時間を確認してから行動するのがおすすめです。

鳩待峠が尾瀬の玄関 鳥見にピッタリな名前の場所ですね

初めてましての野鳥がたくさん!

湿原の中を、整備された木道に沿って歩き始めます。
歩き出してすぐに出会えたのがホオアカです!
草のてっぺんに止まって元気良くさえずっていました。
普段のフィールドではなかなか出会えないホオアカですが、尾瀬ではたくさん出会うことができました♪

尾瀬ヶ原はホオアカ天国です!

ホオアカと同じくらい数多くいたのがノビタキです。
白黒の体色にのど元の模様がかわいらしい、憧れの小鳥の一種でしたがついに撮影にも成功!

オスメス、成長幼鳥さまざまなノビタキが見られました!

また、山小屋でお昼ご飯を食べていると高い木のてっぺんに止まっている鳥を発見!
ニュウナイスズメです!
通常のスズメに比べて体色がオレンジっぽく、頬っぺたの黒い模様がないのが特徴です。

街のスズメとは一味違う!

道中、「ギッギッギッギーッ」という奇妙な声が聞こえてきました。
木の枝先でオオジシギがさえずっていたのです。
シギ類のさえずりは初めて見たので驚きました、長いくちばしを大きく開けている様子が独特でかわいらしいです♪

タシギ類で日本で繁殖するのはオオジシギだけ!

涼しい湿原で、美しい景色を眺めながら野鳥観察を楽しむ。
低地の猛暑を避けてバードウォッチングをするなら、まさに最適なフィールドです♪

次回後編では、尾瀬ヶ原近くの至仏山で出会った野鳥たちを紹介します!

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