釧路探鳥レポ前編 絶滅の危機から蘇ったタンチョウたち

先月、北海道は釧路へバードウォッチング旅行に行って参りました!
北海道ならではの野鳥たちを観察することができたのですが、まずは前編ということで、タンチョウたちについて語っていきたいと思います!

絶滅の危機から再生

タンチョウは日本全国の動物園で見ることができますが、現在日本で野生のタンチョウは北海道でしか観察することができません。
古い記録によると、江戸時代ではタンチョウは本州でも見ることができました。
ところが明治以降、乱獲と繁殖地の湿原の開発によって個体数は激減、一時は絶滅したと思われていました。
しかし今からおよそ100年前、釧路湿原で十数羽のタンチョウが発見されます。
そこからタンチョウの保護活動が始まり、現在は北海道に約1800羽が生息しているという調査結果が出ています。

タンチョウサンクチュアリのスタッフさんにたくさん教えていただきました!

オスメスの見分け方

タンチョウは雌雄同色のため見分けるのが難しいです。
そんな時は、鳴いている姿を観察してみましょう。
タンチョウのつがいは、オスが大きく口を開けて「コー!」と鳴き、メスがそれに合わせて「カッカッ」と合わせます。
コーと鳴いている方、大きく口を開けている方がオスで、それに続いて小さく口を開けて鳴いているのがメスだとわかります。

コー!と大きく口を開いている方がオス
求愛ダンスは一度見ると忘れられません

頭の赤い部分は実は地肌!

アカゲラの頭が赤いのは、赤い羽根が生えているからです。
一方タンチョウの頭が赤いのは、赤い地肌が露出しているから。
ニワトリのとさかのようなもので、興奮すると赤い部分の面積が大きくなり、リラックスすると小さくなります。
赤い部分の面積でタンチョウの気持ちを感じてみましょう!

リラックスして羽繕い中

タンチョウを観察するには?

一番のおすすめは、タンチョウを観察できるガイドツアーを探して申し込むことです。
タンチョウに詳しいガイドさんのお話を聞きながらの観察は、本当に充実した時間になりました♪
自分で訪れる場合には、早朝の音羽橋付近で川魚と取る姿を観察したり、鶴居村内のタンチョウサンクチュアリに行くのが良いと思います。
給餌の時間が近づくと集まってくるたくさんのタンチョウを観察できます!

極寒の北海道、冬の早朝でもカメラマンがたくさん!
給餌の時間になると雪原に餌を撒きます
餌を狙うタンチョウの群衆

タンチョウの求愛ダンスや雪原にたたずむ姿には神々しさすら感じました。
これからも数を増やし、また日本のいたるところで見られる日が来ることを願っています。

次回は釧路で出会った小鳥や動物たちをご紹介します♪


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