特別展「鳥」のついでに探鳥はいかが? 不忍池(上野)の野鳥たち

現在上野の国立科学博物館では、特別展「鳥」が開催中です!
たくさんの鳥の標本を見て生きた鳥を見たくなった方、せっかく訪れた上野をもっと楽しみたい愛鳥家の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな方のために、私が10月末~11月初旬に観察できた野鳥たちをご紹介します!


池に到着するとまず目に入るのは水面に浮かぶカモ類たち。
ちょうど冬鳥たちがやってきていて、これから数がどんどん増えてきそうです。

キンクロハジロのつがい。前にいるオスが「いくぞー!」と言っているように見えます。


ホシハジロのオス。脇腹がかゆいのでしょうか?


オナガガモのオス。上の2種と比べるとその名の通り尻尾が長めです。


また、カモ類のほかにもオオバンやカイツブリも元気に泳いでいました!

オオバン。
よくカモの群れにグイグイ入ってきます。


潜っては水面に出てくるを繰り返すカイツブリ


池の周りには、アオサギなどサギの仲間が狩りをしているほか、カワウのコロニーも見られました。

小魚を見事に捕まえたアオサギ


池周辺に巣を作っているカワウ。
巣材を集めるために飛び回っている姿をよく見かけました。


さて、今度は木々に目をやってみます。
枝をぴょんぴょんと渡っていく小さな影が。
かわいいかわいいエナガちゃんです!
特別展「鳥」の表紙はシマエナガが飾っていますが、その恩恵でしょうか。
群れでやってきたエナガを撮影できました!!

動きが速いのでいつもは撮るのが難しいエナガ、今回はラッキーでした♪


他にも木の中には枝を叩くコゲラの姿も見られました。
日本では最も身近にみられるキツツキです!

コンコン木を叩いて回るコゲラ


不忍池周辺にはほかにもたくさんの野鳥たちが見られましたが、今回はここまでにしたいと思います。
特別展「鳥」を見て、不忍池や上野恩賜公園でバードウォッチングなんて鳥づくしな一日を楽しんでみませんか?

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