コアジサシのヒナを求めて…森ケ崎水再生センターへ!

6月下旬、NPO法人リトルターンプロジェクト(LTP)主催のコアジサシ営巣地観察会に参加してきました!
東京駅から電車でおよそ20分の東京モノレール『昭和島』駅。
駅出口すぐの場所に受付が設置されていて、到着するとたくさんの愛鳥家たちでにぎわっていました。

この観察会では、普段は入ることのできない森ケ崎水再生センターの敷地の一部に入ることができます。センターの屋上にはコアジサシの営巣地が広がっていて、コアジサシだけでなくコチドリやシロチドリ、運が良ければそれらの鳥たちのヒナを見ることができるのです!

観察会が始まり、さっそくセンターの屋上へ。辺りを見渡すと私たちを出迎えてくれたのは、たくさんのコアジサシ…!のデコイです。
コアジサシに似せた模型をたくさん置いてコアジサシを誘き寄せ、この場所を繁殖地として認識させようというわけです。

本物のコアジサシは空を飛び回り、時々着陸することがあります。
中には魚を持参し、パートナー探しにいそしむ個体も。

交尾行動の撮影にも成功しました!

コアジサシたちは繁殖の準備を着々と進めますが、それを虎視眈々と狙っているのがカラスやチョウゲンボウといった捕食者たちです。
せっかく産卵しても、彼らに卵をかすめ取られ孵化まで至らないことも多いようです。
今回の観察会では孵化したヒナを見ることはできませんでした。
親が子に魚を与える微笑ましい様子を撮影…そんな夢はまた次の機会に持ち越します。

コアジサシ以外の鳥では、コチドリを観察することができました。
どうやら抱卵中のようで、カラスなどから守るための柵の中で卵を温めている様子が見られました。

また、センターの壁にはたくさんのイワツバメの巣が!
ヒナがひょっこり顔を出し、時々親鳥が餌を与えにやって来ます。


しかし、中にはスズメに横取りされてしまった巣も…!
鳥たちの子育てには様々な敵がいるようです。

観察会の最後では参加費とは別にLTPへ寄付を行うことができます。
寄付金に応じて、コアジサシをあしらったオリジナルグッズを受け取れます。

コアジサシについて学ぶことができ様々な鳥も観察できてグッズもゲット!
大満足の観察会でした♪

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