木から生まれる鳥の彫刻 バードカービングの世界と直近開催イベントをご紹介!

バードウォッチングをしているとき、誰しも一度はこんなことを思ったことがあるのではないでしょうか。

「野鳥をもっと近くで見たい」

「逃げられる心配をしないでじっくり観察したい」

そんなバードウォッチャーの皆さん、バードカービングの作品を鑑賞してみませんか?

今回の記事では、バードカービングの世界をご紹介するとともに近日開催予定のバードカービングのイベントをご紹介します!

そもそもバードカービングとは?

バードカービングとは、彫刻刀やグラインダーなどの器具を用いて、木材を鳥の形に彫り出すことやその作品のことを差します。
もともとはアメリカで、狩猟時にカモなどをおびき寄せるために作られ使われたデコイ(おとり)が元だと言われています。
現在ではより精巧に、豊かな表現によって彩られた芸術性の高い作品が作られるようになっています。
全国に教室が存在し、年に一度コンクールが開催され毎年多くのバードカーバーが参加しています。

荒れる海上を飛ぶコアジサシのバードカービング

バードカービングの3つの魅力

それでは、バードカービングにはどんな魅力があるのでしょうか。
私が思うバードカービングの面白さは以下の3つがあります。

①本物の野鳥そっくりの作品を間近でじっくり観察
上級者の作品は、本物と見間違えるほどのクオリティ。細かな羽毛の一本一本まで再現されています。
なかなか観察できない野鳥の隅々まで、カービング作品では心ゆくまで観察することができます。

国立科学博物館に展示されたバードカービング作品
剥製と比べて遜色ないリアルさです

②制作者の自由な表現を味わえる
鳥のどんな姿を再現するか、周囲にどんな装飾をするか。
そういった観点で作品を鑑賞すると、作り手がその作品、ひいてはその鳥の種にどんな思いを抱いているのかが見えてきます。
フィールドで野鳥を観察するのとはまた違った魅力がそこにはあります。

コサギの上で踊るカラスのバードカービング
バードカービングならではのダイナミックで大胆な表現です

③もちろん作っても楽しい!憧れの鳥を自分の作品にできる
バードカービングは誰でも始められる趣味です。
手軽に彫刻刀で木を彫りじっくり作り上げる、グラインダー(木を彫るための機械)で本格的な作品を作る、美しい鳥を絵の具でこだわりを持って彩色する。
人によって楽しみ方は様々です。

興味が湧いた方は、近くで始められる教室を探してみてはいかがでしょうか。

東京の主なバードカービング教室はこちら

バードカービングを見てみたいと思ったら!おすすめのイベントをご紹介

この記事を読んでバードカービングに興味を持ったそこのあなた!
2026年5月19日(火)〜28日(木)までの期間、東京都立川市の昭和記念公園にて、バードカービングの展示会イベントが開催されます!
初心者の作品から、権威ある賞を何度も受賞したエキスパートの作品まで幅広く展示されます。
バードカービングを見てみたい、初めてみたいと思った方は、この機にぜひ訪れてみてください!

イベント詳細はこちら

【参考文献・サイト】

内山春雄『バード・カーヴィング入門』

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